トータルソリューションサービスのNJCが提供する図書館情報システム「ネオシリウス」
1924年(大正13年)に設立された日本事務器株式会社は、創業以来、刻一刻と変化するお客様のビジネスモデルを支えるべく、各業種・業務システム(器)を提供してきた。
同社の顧客層は製造・装置業、流通業、サービス業などの民間企業をはじめ、自治体や大学、医療機関と幅広く、特に医療機関や文教、図書館、大学向けのシステムや、民間企業向けの販売管理、生産管理などの基幹系システムを得意としているという。
そんな同社が提供するシステムの一つに、大学図書館向けの情報システム「ネオシリウスシリーズ」がある。同シリーズは蔵書管理や検索、閲覧・貸出をはじめとした図書館運営に必要な機能・サービスを搭載している。導入によって運営業務の省力化や管理工数の削減を実現させるといった効果があるため、多くの大学をはじめとした教育機関や図書館で導入が進んでいるという。
「BOOK MARRY」紹介ページの追加と共にサイトをリニューアル
2021年11月、同社は、既存のネオシリウスサイトに対し、読書推進のための文献レビューアプリ「BOOK MARRY(ブックマリー)」の紹介ページの追加と、それに関連した導線の改善などのため、サイトリニューアルを実施した。
同社の経営企画部 パブリックリレーションズ デジタルビジネスプランニング 栗田 恵美子氏はこれについて次のように話している。
「ネオシリウスシリーズを紹介しているサイトは『読書推進サイト』として、『心をつかむ一冊が、人生を変えることもある。』のキャッチコピーの元、本に対する弊社の想いと、その想いを元に開発したネオシリウスシリーズのPRのために作成されました。
今回、BOOK MARRYの紹介ページの追加が必要になり、それに関連した改修を行いました。」

KUSANAGIでの運用でガバナンスとセキュリティの強化を可能に
日本事務器では、コーポレートガバナンスとしてWebサイトのセキュリティ対策が重視されており、コーポレートサイトはKUSANAGIおよびWAFや各種セキュリティ対策を行いプライム・ストラテジーが運用を担当していた。リニューアル後のネオシリウスサイトにおいても同様にセキュリティ対策が必要であったが、コーポレートサイトとのインフラ基盤を共有することでインフラ構築コスト・運用コストを抑えながらセキュリティ対策の課題をクリアした。
また一般的にWordPressなどのシステムが複数稼働することでサーバの負荷が上昇しやすい点も、インフラ基盤がKUSANAGIであることで安定した運用が実現されている。
栗田氏は次のように話している。
「KUSANAGI上でWordPressの運用をすることで、当社としてもガバナンスの強化やセキュリティ面でも安心して利用できます。これまでの運用でも不便を感じたことはなかったので、今回のリニューアルでもKUSANAGI+WordPressで進めることにしました。
導線の改善もうまくいき、これから効果がどの程度出るか楽しみにしているところです。」
トラブルのない安定したWebサイト運営を今後も期待
こうしてリニューアルも無事に済み、新たに運用をスタートした読書推進サイト。
プライム・ストラテジーの保守の印象と、今後寄せる期待について栗田氏は次のように話している。
「保守の面でも何かが起きればプライム・ストラテジーが対応してくれますし、脆弱性についての提案もいただけます。実際、WordPressのバージョンアップやサーバのDBメンテナンスなどをサポートしてもらっています。今後もトラブルなく、安全な運用ができるよう引き続きサポートしてもらいたいと思っています。」
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