WiMAXは支払い方法として、クレジットカードのみのプロバイダがほとんどです。
しかし、クレジットカードを持っていない人や未成年、カードの支払いと通信費を分けたい人など、口座振替で契約したい場合もありますよね。
WiMAXプロバイダのうち、現在3社が口座振替で契約ができます。
実質価格がお得な順にプロバイダを並べると、以下のとおりです。
- Broad WiMAX
- UQ WiMAX
- BIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAXは月額大幅割引とキャッシュバックの2種類キャンペーンがあり、高額なキャッシュバックキャンペーンを選ぶことで、口座振替可能な3社中実質価格がもっともお得です。
今回は口座振替で契約できるプロバイダのうち、どの会社を選ぶのがオススメか、キャンペーンや費用面も含めてくわしく解説していきます。
口座振替での契約方法や必要なもの、注意点なども紹介しますので、口座振替でWiMAXの料金を支払いたい方はぜひ参考にしてくださいね。
WiMAXで口座振替が利用できるプロバイダ3つ!料金も紹介!
WiMAXで口座振替ができるプロバイダはどの会社がもっともお得なのか、比較してみましょう。
ちなみに、WiMAXの料金を比較する際には、実質価格を算出し、契約期間トータルの料金で検討するのがオススメです。
「実質価格」は、割引などを適用する前の通常料金や契約手数料などの初期費用から、キャッシュバック額や月額料金割引額などを差し引きし、契約期間(3年間)のトータルで支払う料金のことです。
また、WiMAXプロバイダの特典は、選ぶ機種によってキャッシュバック額などが増減する場合があります。
実質価格を同じ条件で計算するために、今回は最新機種のW06を選択し、契約手数料3,300円の場合で比較しましたよ。
結論、口座振替ができるプロバイダ3社のうち、もっとも安くWiMAXを利用できるのは、UQ WiMAXまたはBIGLOBE WiMAXです。
BIGLOBE WiMAX | Broad WiMAX | UQ WiMAX | |
---|---|---|---|
キャンペーン | ・月額料金割引 ・LTEオプション無料 |
・月額料金割引 ・LTEオプション無料 ・他社解約金違約金負担 |
・5,938円キャッシュバック ・LTEオプション無料 |
初期費用 | 契約手数料:3,300円 端末代金:0円 |
契約手数料:3,300円 端末代金:31,680円 |
契約手数料:3,300円 端末代金:5,940円 |
口座振替手数料 | 220円 | 220円 | 220円 |
キャンペーン適用後の実質価格 ※ギガ放題の場合 |
4,354円 | 6,034円 | 4,798円 |
※価格は税込
(2023年7月当社調べ)
※実質価格は3年間契約した場合
UQ WiMAX以外は振込手数料が毎月かかります。
振込手数料220円が毎月かかれば、3年間(36か月)で合計7,920円を支払わなくてはいけません。
しかし、振込手数料を含めても、実質価格はBIGLOBE WiMAXとUQ WiMAXが最安値です。
そこで、口座振替可能なプロバイダ3社について解説しながら、理由を紐解いていきましょう。
高額キャッシュバックをゲット!BIGLOBE WiMAX
口座振替対応のWiMAXプロバイダ1社目は、BIGLOBEです。
大手プロバイダとして有名なBIGLOBEでは、データ端末を同時申し込みすることによって、最大17,000円のキャッシュバックをゲットできます。
キャッシュバック額は、口座振替とクレジットカード払いのどちらを選んでも変わらないため、損をせずに口座振替を選べることもメリットです。
今回比較する3社の中でもっとも高額なキャッシュバックを提供するプロバイダとしてオススメできますよ。
BIGLOBE WiMAXの概要を表にまとめました。
BIGLOBE WiMAX | |
---|---|
月額料金 | (ギガ放題) 初月:0円 1~24ヶ月目:3,267円 25ヶ月目~:4,928円 キャッシュバック10,000円 |
キャンペーン | LTEオプション無料 |
口座振替手数料 | 220円/月 |
端末代金 | 21,120円 |
3年間の総額 | 161,116円 |
BIGLOBE WiMAXの月額料金やキャッシュバック額は、クレジットカード払いと口座振替とでまったく変わりません。
ただし、口座振替を選んだ場合のみ、口座振替手数料が月々220円、そして初回のみ代金引換手数料が440円の支払いが必要です。
BIGLOBE WiMAXについてはBIGLOBE WiMAXの評判や特徴がわかる記事で詳しく説明していますので参考にしてくださいね。
また、直接見たい方はこちらのBIGLOBE WiMAXのサイトをご覧ください。
口座振替なら初期費用が発生!Broad Wimax
Broad WiMAXは、他社WiMAXからの乗り換えをサポートしてくれる特典など、契約者向けのサービスが充実しているのも特徴です。
Broad WiMAX | |
---|---|
月額料金 | (ギガ放題) 初月:1,397円 1~36ヶ月目:3,773円 37ヶ月目~:4,818円 |
キャンペーン | ・月額料金割引 ・LTEオプション無料 ・乗り換えキャンペーン 他社違約金最大41,000円負担 |
口座振替手数料 | 220円/月 |
初期費用 | 20,742円 |
3年間の総額 | (ギガ放題)197,458円 |
Broad WiMAXの月額料金は、BIGLOBE WiMAXよりも安いので総額も安くなるのかと思いきや、ここで注意しなければならないことがあります。
Broad WiMAXは口座振替を選択した場合、初期費用が無料になる特典が適用されず、別途20,742円を負担しなければなりません。
BIGLOBE WiMAXのように高額なキャッシュバックが無く、割引が少ないこともBroad WiMAXの欠点です。
結果、総額はギガ放題の場合で197,458円となり、BIGLOBE WiMAXと比べると高くなります。
Broad WimaxについてはBroad Wimaxの評判をまとめた記事もご覧ください。
もっと詳しく見たい方はこちらのBroad WiMAX公式サイトからご覧ください
月額料金が最後まで変わらない!UQ WiMAX
UQ WiMAXはWiMAX回線の提供元であるUQコミュニケーションズのサービスで、すべてのWiMAXの本家ともいえます。
サポート面での充実ぶりは本家ならではといったところで、口座振替にも対応していますよ。
UQ WiMAX | |
---|---|
月額料金 | 1~24ヶ月:4,268円 25ヶ月~:4,950円 |
キャンペーン | ・5,938円キャッシュバッ ・LTEオプション無料(3年契約) |
口座振替手数料 | 220円 |
端末代金(W06) | 5,940円 |
3年間の総額 | 177,542円 |
UQ WiMAXは以前は口座振替手数料無料というキャンペーンも実施していましたが、現在は廃止されて月額220円の支払いが必要です。
さらに初回に限り、代金引換手数料として220円が追加徴収されることも覚えておきましょう。
WiMAXを今契約するなら、最新機種のW06を選ぶべきです。
なぜなら、W06は最大通信速度がWiMAX最速の1.2Gbpsに向上し、さらにつながりやすくなる機能が搭載されているからです。
UQ WiMAXについてはユーザーの評判からUQ WiMAXの特徴を解説した記事で説明していますので、あわせてご覧ください。
WiMAXで口座振替の申し込み方法!必要書類や利用までにかかる日数
WiMAXを口座振替で利用する場合は、申し込み時、支払い方法の選択欄などで口座振替を選択します。
今回紹介した3社のプロバイダは、いずれもインターネット上での申し込みが可能ですよ。
WiMAXの口座振替の手続きには、本人確認書類が必要ですので用意しておきましょう。
本人確認書類は、以下のような写真付きの証明書があれば確実ですよ。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
また、各プロバイダで必要な書類は、以下の表を参考にしてくださいね。
BIGLOBE | Broad WiMAX | UQ WiMAX | |
---|---|---|---|
提出書類 | 支払方法登録申込書 | ・申込書 ・本人確認書類(コピー) |
・預金口座振替依頼書 ・本人確認書類(コピー) |
未成年者の提出書類 | 保護者の同意書 | 両親の同意書 ※19歳以上の申し込みの場合 |
親権者同意書 |
なお、インターネットで申し込んだ場合は、上記の書類を別途、郵送で送付する方法が一般的です。
たとえば、口座振替の最安値BIGLOBE WiMAXで申し込みをする流れは以下のとおりです。
- 申し込み後に郵送される会員証に「支払い方法登録申込書」が同梱されるので、必要事項を記入し、10日以内に返送する
- 端末、クレードル、ACアダプタはお支払い方法の登録が完了した後に発送される
- 端末代などは現金での代金引換なので、商品が届いた際に代金を支払う
主要な銀行であればほぼ利用可能
WiMAXの口座振替は、ほとんどの金融機関で対応しています。
主要な都市銀行はもちろん、ゆうちょ銀行や地方銀行、インターネットバンクなどでも可能ですよ。
とはいえ、自分の利用している金融機関が対応していない場合も少なからずありますので、契約前にプロバイダに問い合わせてみてください。
口座振替には審査が必須!即日利用可能にならない点に注意
WiMAXを口座振替で利用する場合は、クレジットカード払いの場合と違い、審査が必要です。
審査のポイントは、提出された振替指定の銀行口座や本人確認書類に間違いがないかという点です。
審査が完了するまでは口座振替が利用できず、請求書を都度コンビニ払いするなどの方法をとらなければいけないので注意してください。
審査にかかる期間は2日~2週間程度
WiMAXの口座振替の審査は、書類がプロバイダ側に届いてから始まります。
プロバイダや記載内容の不備の有無にもよりますが、大体審査にかかる期間は2日~2週間程度です。
UQ WiMAXの場合は、審査に1~2ヶ月かかる場合もあり、他2社のプロバイダに比べ長いので注意してください。
WiMAXの口座振替での支払日はいつ?
WiMAXのプロバイダ3社の口座振替支払日を、一覧表でまとめましたのでご覧ください。
口座振替支払日 | |
---|---|
BIGLOBE | 26日 |
Broad WiMAX | 27日 |
UQ WiMAX | 26日 |
3社とも口座振替日は月末近くなので、25日頃までにはWiMAXの料金を銀行口座に預けておきましょう。
WiMAXで口座振替を利用する際の4つの注意点
WiMAXを口座振替で利用する場合には、さまざまな注意点があります。
- 利用できるプロバイダが限られる
- 口座振替の手数料が発生するプロバイダがある
- 審査に時間がかかる
- 口座振替選択でキャンペーン内容が変わる場合がある
口座振替を選ぶと、クレジットカード払いと比べて契約条件や内容が大きく変わる場合もありますので、4つの注意点をしっかり理解しておきましょう。
利用できるプロバイダが限られる
WiMAXで口座振替を選べるプロバイダは、限られています。
WiMAXのプロバイダはそれぞれ独自のキャンペーンを展開していますが、口座振替できるプロバイダに絞ると選択肢が少なくなってしまうのはデメリットですね。
キャンペーンや料金に魅力的なプロバイダがあったとしても、口座振替に対応していないということも多々ありますので注意してくださいね。
口座振替の手数料が発生する
WiMAXは口座振替を選択すると、支払手数料が発生するのもデメリットの1つです。
UQ WiMAX、Broad WiMAX、BIGLOBE WiMAXの3社すべてが、毎月220円の口座振替手数料の請求を行っています。
口座振替手数料がかかると、3年の契約期間では、トータルで7,920円の負担になってしまいますね。
審査に時間がかかる
口座振替は申し込んでからすぐに利用できるわけではないことを、覚えておきましょう。
審査には最長で1~2ヶ月程かかるため、審査完了までは郵送で届く支払い票にてコンビニ払いをしなければなりません。
手数料はかからないものの、わざわざ支払いに行く手間がかかってしまいますし、うっかり忘れてしまう恐れもあるので注意してくださいね。
口座振替選択でキャンペーン内容が変わる場合がある
口座振替対応のプロバイダ3社のうち、Broad WiMAXは口座振替にすることで、本来不要である初期費用が発生してしまうことにも注意が必要です。
Broad WiMAXは月額最安級の上に、乗り換えサポートや端末代無料などのサービスが充実した人気のプロバイダです。
しかし、口座振替を選択した場合、初期費用20,742円が0円になるキャンペーンは適用対象外となってしまいます。
Broad WiMAXの高いコストパフォーマンスの効力が弱まってしまうのは、残念な点ですね。
BIGLOBE WiMAXは口座振替の場合、キャッシュバック額は変わりませんが、端末代金を初回に支払わなければなりません。
さらに、毎月の月額料金が口座振替とクレジットカード払いとでは違うので注意しましょう。
WiMAXをお得に契約するならクレジットカード払いがオススメ!
WiMAXで口座振替を利用する際の4つの注意点を踏まえると、クレジットカードを持っていないなどやむを得ない事情がある方以外は、クレジットカード対応のプロバイダをオススメします。
クレジットカード払いを選ぶことで、以下の4つのメリットがありますよ。
- クレジットカード払いはすぐに使い始めることができる
- クレジットカード払いの場合だけ利用できるキャンペーンや割引がある
- 口座振替で発生する手数料は不要
- すべてのWiMAXプロバイダに対応している
WiMAXのプロバイダで展開されているキャンペーンのなかには、クレジットカード払いが条件となっているものもあります。
できるだけWiMAXにかかる費用を安く抑えたいのであれば、クレジットカード払いがオススメです。
ギガ放題ならJPWiMAXがオススメ!
※2021年3月現在、JPWiMAXは新規受付停止中です。
クレジットカード払いでギガ放題を契約するなら、JP WiMAXがオススメです。
JPWiMAXは通常プランの提供はしておらずギガ放題プランしか契約できませんが、プロバイダの中で実質価格が現在最安値ですよ。
JPWiMAXでは以下のキャンペーンが受けられます。
- 月額料金割引キャンペーン
- Amazonギフト券11,000円分(契約後すぐ+1年後)プレゼント
- 端末代金無料
- 送料無料
- LTEオプション無料
- 0円レンタルキャンペーン・事務手数料0円キャンペーン
JPWiMAXではAmazonギフト券による最大11,000円分のキャッシュバックと、月額料金からの大幅割引キャンペーンの両方が受けられます。
WiMAXのギガ放題についてはWiMAXのギガ放題の仕組みやギガ放題を安く契約できるプロバイダについての記事をご覧ください。
通常プランならGMOとくとくBBもオススメ!
クレジットカード払いでWiMAXを契約するなら、GMOとくとくBBがオススメです。
GMOとくとくBBは、月額料金の大幅割引キャンペーンとキャッシュバックキャンペーンが選べますよ。
GMOとくとくBBWiMAXで月額料金大幅割引キャンペーンを選んだ場合、以下のキャンペーンが受けられます。
- 端末機種代無料
- 月額料金大幅割引
- LTEオプションが無料
- 25,500円キャッシュバック
通常プランで契約するなら、現在、GMOとくとくBBWiMAXの月額料金割引キャンペーンが、WiMAXのプロバイダの中で最安値ですよ。
GMOとくとくBBの月額料金割引を詳しく見たい方はこちらからご覧になれます。
GMOとくとくBBは月額料金割引を選んだほうが実質価格は安くなりますが、キャッシュバックキャンペーンを選べば、契約する機種によって最大27,200円のキャッシュバックが受けられます。
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンを詳しく見たい方はこちらからご覧になれます。
GMOとくとくBBWiMAXのキャンペーンについては WiMAXのキャンペーンをプロバイダごとに比較した記事で詳しく説明していますのでご覧ください。
まとめ
WiMAXのプロバイダの中で、口座振替に対応したものは以下の3社のみです。
UQ WiMAX以外の、BIGLOBE WiMAXとBroad WiMAXは口座振替手数料が毎月200円かかります。
実質価格でプロバイダ3社を比較した結果は、以下のとおりです。
<プロバイダ>
支払い方法:口座振替、ギガ放題の場合
- BIGLOBE WiMAX:161,116円
- Broad Wimax:197,458円
- UQ WiMAX:177,542円
総額で考えるなら、安いプロバイダはBroad WiMAXまたはUQ WiMAXです。
ただし、WiMAXで口座振替を利用する際には、4つの注意点があります。
- 利用できるプロバイダが限られる
- 口座振替の手数料が発生するプロバイダがある
- 審査に時間がかかる
- 口座振替選択でキャンペーン内容が変わる場合がある
口座振替でWiMAXを利用したい方は、注意点も踏まえて、実質料金を比較しお得に契約することをオススメしますよ。