「田舎在住で設置できるWiFiがない…」
「田舎でもちゃんとつながるWiFiってあるのかな?」
そうお悩みではありませんか?
ですが、ポケット型WiFiは多すぎてどれを選べばいいかわからないですよね。
そこで今回は、田舎在住の方におすすめのポケット型WiFiをご紹介いたします。
選ぶときに抑えておきたいポイントも紹介するので、この記事を読めば田舎でのWiFiに困ることはもうありません。
それでは早速、選ぶときのポイントをご紹介いたします。
田舎で使うWiFiを選ぶためのポイント
田舎で使うWiFiを選ぶためのポイントは以下の3つです。
ここでは、それぞれのポイントについて詳しく紹介していきます。田舎で使用するポケット型WiFiをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.サービスの提供エリア内かを確認する
モバイルWiFiは、サービスの提供エリア内でしか使用できません。
そのため、契約する前に、自分の地域がサービス提供エリア内かどうかを必ず確認しましょう。
ポケット型WiFiのサービス提供エリアは、「クラウドSIMエリア」「WiMAXのエリア」の2種類あります。
結論、山に囲まれた田舎でポケット型WiFiを使用するなら、クラウドSIMに対応したポケット型WiFiの方がおすすめです。
クラウドSIMエリア
クラウドSIMを利用しているポケット型WiFiであれば、ドコモ・ソフトバンク・auの3大キャリア全ての回線エリアで利用できます。
3大キャリアは、日本の99%以上のエリアに対応しているので、ほとんど日本のどこにいても繋がることになります。
また、ドコモ・ソフトバンク・auのLTE回線は「プラチナバンド」という700MHz~900MHzの低周波数帯を利用可能です。
プラチナバンドは、基地局からの電波が山や建物などの障害物を回り込んで届くという特徴を持ちます。そのため、より遠い場所まで電波を届けられます。
山に囲まれていたり電波の届きにくかったりする田舎では、3大キャリアのすべてに対応し、障害物を回り込むクラウドSIMを利用したサービスがおすすめです。
WiMAXのエリア
WiMAXのエリア内でも、ポケット型WiFiは使用可能です。
WiMAXは、Worldwide Interoperability for Microwave Accessの略で、無線通信技術の1つだよ。
WiMAXは日本の99%以上の地域で利用できる回線です。そのため、田舎にお住まいの方でも利用できる方がかなり多いです。
そしてWiMAXの最大の魅力は、5Gを利用した高速通信です。最新技術を利用できるため、通信速度を重視する方に利用されやすいです。
とはいえ、WiMAX2+回線は基地局からの距離が遠いと繋がりにくいです。基地局を地方に設置しているサービスもあるので、自分のエリアの繋がりやすさは事前に確認しておきましょう。
2.周波数が住んでいる地域と相性がいいか確認する
田舎でポケット型WiFiを利用する場合は、周波数が重要です。周波数が自分が住んでいる地域と相性がいいか必ず確認しましょう。
低周波(700MHz~900MHz)の特徴 | 高周波(2〜3.5GHz、3.7〜28 GHz)の特徴 |
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障害物が多い山間部では、低周波数である700MHz~900MHzのプラチナバンドが山を回り込めます。そのため、山間部ではプラチナバンドを利用できるクラウドSIM型がおすすめです。
続いて、障害物の少ない平野部は遮るものがないので、直進する性質を持つ高周波数が利用できます。平野部では、4G・5G回線を利用するWiMAXでもインターネットを快適に利用できるでしょう。
3.初期解約ができるか確認する
ポケット型WiFiを契約する前に、初期解約ができるか確認しておきましょう。もし何か不具合があっても余裕を持って対応できるようになります。
基本的に初期解約期間は8日間と決められていますが、方法・解約時にかかってしまう料金はサービスによって大きく異なります。
また、初期解約ができないといきなり解約金がかかってしまいます。ポケット型WiFiは1年目の解約だと10,000円以上の解約金がかかってしまうところもあるので、確認が必要です。
初期解約ができるかどうかは必ず確認しておきましょう。
田舎で使えるおすすめのポケット型WiFi4選
田舎で使えるおすすめのポケット型WiFi4選を紹介していきます。
おすすめのポケット型WiFiは以下の通りです。
それぞれのポケット型WiFiの特徴やどのような方におすすめなのか紹介していきましょう。
実質無制限がいいならBroadWiMAX
Broad WiMAX | |
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月額料金 | 【ギガ放題縛りなしDXプラン(契約期間なし)の場合】 初月:1,397円 ~36ヶ月目:3,960円 37ヶ月目以降:4,950円 【2年契約(ギガ放題コスパDXプラン)の場合】 初月:1,397円 ~36ヶ月目:3,773円 37ヶ月目以降:4,818円 |
月間データ容量 | 無制限 |
契約期間 | なし/2年 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
初期費用 | 20,743円 ※キャンペーン適用で無料 |
端末代金 | 31,680円 |
解約違約金 | 【ギガ放題縛りなしDXプラン(契約期間なし)の場合】 0円 【2年契約(ギガ放題コスパDXプラン)の場合】 0~24ヶ月:4,818円 25ヶ月目以降:0円 |
主なキャンペーン | ・最大40,000円のキャッシュバック ・初期費用20,743円割引・月額割引 ・他社違約金を最大41,000円負担 ・いつでも解約サポート |
実質月額料金(2年間) | 5,101円 |
実質総額料金 | 127,534円 |
※すべて税込価格
「データ容量をたくさん使用するから無制限がいい」という方に、BroadWiMAXがおすすめです。
データ容量が実質無制限なので、動画を見すぎてしまって月末にネットが使えないということはありません。データ容量のことなんて考えずに、YouTubeやTiKTokを見たいという方にWiMAXがおすすめです。
ただし、実質無制限とはいえ速度が制限される可能性ああるため要注意です。
一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
引用元:UQ WiMAX公式ホームページ(https://www.uqwimax.jp/wimax/plan/gigahodai_plus/)
ただし、WiMAXなので山間部は電波が届きにくい可能性があります。自分のエリアに電波が届くのか必ず確認しておきましょう。
月200GBなら「ChatWiFi」
月200GBを使用したいなら、ChatWiFiがおすすめです。
月額料金 | 4,928円 |
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月間データ容量 | 200GB |
端末レンタル代 | 無料 |
契約期間 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約金 | 無料 |
実質料金 | 66,814円(1年間) |
実質月額 | 5,140円(1年間) |
実質月額 | 5,002円(3年間) |
ChatWiFiは契約期間がないので解約金がかかりません。早めに解約する可能性があるという方にもおすすめです。
また、ChatWiFiはクラウドSIMを利用したポケット型WiFiです。ドコモ・au・ソフトバンクのLTE回線を利用しているので、広い範囲にわたって利用できます。
プラチナバンドも利用可能なので、山間部など障害物が多くて電波が届きにくい地域の方にもおすすめです。
月100GBで安さ重視なら「THE WiFi」
月額料金 |
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月間データ容量 | 100GB |
端末レンタル代 | 無料 |
契約期間 | 2年 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約金 | 1~2年目:10,780円 3年目以降:無料 |
その他の特長 | 3ヵ月0円キャンペーン 30日間のお試し期間 海外利用可能 容量チャージ可能 |
実質料金 | 87,516円(2年間) |
実質月額 | 3,501円(2年間) |
THE WiFiは3か月目まで料金はかかりません。4か月目以降は、月額3,828円でWiFiを利用できます。
無料キャンペーンを実施していることもあり、THE WiFiは100GBプランの中で最も安く利用可能です。
また、30日間のお試しプラン期間を設けています。
ただし、利用開始後1~2年目までは10,780円の解約金がかかってしまいます。そのため、早めに解約する可能性があるという方は、解約金がかからないポケット型WiFiを検討してみましょう。
月50GB以下なら「MONSTER MOBILE」
月50GBほどの容量で十分足りるという方には、MONSTER MOBILEがおすすめです。
月額料金 | 2年契約:初月1,265円(初月50%OFFキャンペーン)、1ヶ月目以降は2,530円 契約期間なし:3,190円 |
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月間データ容量 | 50GB |
端末レンタル代 | 無料 |
契約期間 | 2年/契約期間なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約金 | 1~2年:2,530円 3年以降:0円 |
その他の特長 | 海外利用可能プラン変更可能容量チャージ可能 |
実質料金(2年間) | 2年契約:66,550円 契約期間なし:83,050円 |
実質月額(2年間) | 2年契約:2,662円 契約期間なし:3,322円 |
MONSTER MOBILEの月間50GBプランは、月額2,530円から使えます。
月50GBプランのポケット型WiFiの中で、MONSTER MOBILEはトップクラスの安さを誇ります。
また容量チャージができるので、月50GB以上使うことも可能です。
また、無料レンタルできる端末はドコモ・ソフトバンク・auのLTE回線を自動で切り替える「クラウドSIM」に対応しており、携帯電話がつながるエリアなら日本全国広いエリアで使えますよ。
田舎でのWiFiについてよくある質問
工事不要なWiFiはどれですか?
ポケット型WiFi・WiMAXなら基本的に工事不要です。
そのため、光回線工事ができない田舎でインターネットを使用するなら、ポケット型WiFi・WiMAXがおすすめです。
光回線ができずに困っている田舎在住の方は、おすすめのポケット型WiFiを利用して工事せずにインターネットを使用しましょう。
田舎で繋がるWiFiがないときにはどうすればいいですか?
WiMAX・クラウド型SIMの対応エリアに入っているか、一度確認してみましょう。クラウドSIM型は、ドコモ・ソフトバンク・auのどこかのLTE領域に入れば利用できます。
3大キャリアのLTE領域は、日本の99%以上に電波を提供しています。
また、WiMAXもWiMAXの領域にいれば使用できます。WiMAX2+はクラウドSIM型と同様に、電波を提供しているエリアは日本の99%以上です。
そのため、クラウドSIM型とWiMAXの両方に対応していないエリアは日本にほとんどありません。理論上は、日本中のほとんどのエリアで繋がることになります。
本当に繋がるWiFiがないか、一度確認してみてください。
田舎でWiFiが繋がらないときにはどうすればいいですか?
現在、ポケット型WiFiを利用中の人で速度が遅いとお悩みなら、以下の対処法を試してみましょう。
- まずは再起動してみよう
- ポケット型WiFiの置き場所を変える
- 周波数を変更する
- 可能なら有線接続する
WiFiが繋がらない場合は、ポケット型WiFiの内部で小さな不具合が発生していることが考えられます。
まずはポケット型WiFi再起動してみましょう。非常に簡単な方法ですが、これだけで繋がるようになるケースは多いです。
再起動しても繋がらない場合は、ポケット型WiFiの置き場所を変えてみましょう。ポケット型WiFiからの電波を間にある障害物が邪魔している可能性がありますが、場所を変えることで障害物がなくなって繋がりやすくなります。
また、WiMAXを使用している場合は、周波数を2.5GHzから5GHzへ変更してみましょう。2.5GHzの周波数は家電製品が出している電波と同じなので、室内で干渉しあっている可能性があります。
それでも電波状況が改善しない場合は、ポケット型WiFiの運営元に連絡しましょう。
田舎で使えるおすすめWiFi まとめ
田舎で使えるおすすめのポケット型WiFi4選は以下の通りです。
必要なデータ量によっておすすめのポケット型WiFiは変わってきます。まずは、自分が月々にどのくらいのデータ容量を使用しているのか確認するところから始めましょう。
また、解約金に注意が必要です。かからないところもありますが、1年や2年での解約だと10,000円以上の解約金がかかるところもあります。
短い期間で解約する可能性がある方は、解約金がかからないポケット型WiFiを契約しましょう。
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