こんにちは!KUSANAGI 開発チーム、プロダクトマネジャーの相原です。
前回「NotebookLMで製品ドキュメントを統合したヘルプページをつくってみた」という記事を書きましたが、なんと、NotebookLMで動画が作れるようになったということで早速試してみました。
NotebookLMにログインすると、右側サイドバーの「Studio」に「動画解説」が追加されていました。
執筆時現在、作成できるのは英語の動画だけのようです。

押してみるとこんな感じで動画生成が始まります。

英語のWebページから動画は作れる?
まずは「KUSANAGI Security Edition」の英語の製品ページでチャレンジ。どうでしょう。それっぽくできてますね。
日本語Webページから動画は作れる?
日本語Webページはどうでしょう?「KUSANAGI Security Edition」の日本語の製品ページをソースに指定してみました。
日本語ページにはFAQなど英語ページにないコンテンツがありますが、しっかり取り入れられていました。
動画の構成やデザインについて
現状はスライド形式のみということで、構成やデザインはテンプレートになっていて、そこにコンテンツをうまく当てはめているようです。かなり似ていますよね。

単体でみると、プレゼンテーションとして問題提起・課題から解決策の提示という流れでストーリーが組まれているので、それなりに説得力のあるものになっていると思いました。
こちらはFAQのコンテンツから作られたページ。

もととなる文章は以下です。
Q:自動アップデートで実際どのくらい効率化されるの?
A:ご利用になっているミドルウェアやアプリケーションの組み合わせにもよりますが、当社環境(技術コラム)で2025年1月の1ヶ月で合計12日(内土日3日)、OSのパッケージ32、KUSANAGIのパッケージ10を自動でアップデートしました。
他にも高速化の指標として「260倍」という数字が引用されていたので、エビデンスとなる数字をピックアップしてくれているように思いました。
動画作成数の制限
色々なソースで試して見たかったのですが、無料のアカウントで試したので、動画2本でその日の上限に達してしまいました。残念。またチャレンジしてみたいと思います。
今後が楽しみ
表現は海外らしくドラマチックなものがあったり、精度の問題などもあり、そのまま商用として利用するのは難しいかもしれませんが、社内利用、学習用、活用の幅は広がりそうです。
なにより日本語Webページがそのまま英語の動画に変換できる、というのはすばらしい進化だと思いました。デザインの幅が広がったリ、スライド以外の形式や多言語化に対応するのが楽しみです。