CMSプラットフォーム統合サービス
部門・グループ・サービスサイトなど、増え続けるCMSの運用プラットフォームを統合し、共通の運用ルールのもとで高速に、安全に運用するサービスです。AIを用いて自動化を進めているため、数十サイトの移行もスムーズに行うことができます。
CMSプラットフォーム統合サービスが解決する課題
情報システム担当部門の方
- 社内のWebサイトやWebシステムの運用環境が統一されていないため、どの部門がどのようなプラットフォームで運用しているのか把握が困難
- 標準的に利用するCMSが決まっていないため、複数のCMSで運用されており、セキュリティが心配
- アップデートなどのセキュリティ運用ルールを定めたいが、基準を策定する時間がない。また、運用が適正に行われているかどうかの評価をする時間もない
- 部門やサイトごとに異なるベンダーに管理を依頼しているため、ルールを定めて運用したいがやり取りが煩雑
- オンプレ、クラウド、レンサバなどの複数の基盤に分散しているCMSをひとつのクラウドに統合したいが、数年がかりのプロジェクトになると言われ、コストや統合完了までの運用が心配
おまかせください!
当社にてベンダー様とのやり取りも含め対象サイト群の状況の調査を行い、御社のご事情に合わせた運用ルールをご提案(要件定義)します。
要件定義に基づいてサイトの移行を行います。サイトの調査、移行はAIを用いて自動化を進めているため、数十サイトの移行もスムーズに行うことができます。
サイトが多い場合にはフェーズに分けて決定、確認のご負担を軽減します。
運用では定期的なアップデートや運用レポートの提出、管理の煩雑なSSL証明書やドメイン・SSLの一元管理など、情報システム部門の皆さまの負担を軽減できるご提案をいたします。
制作会社の方
- お客様から他社制作サイトも合わせて管理してほしいと依頼を頂いたが、企画や制作に集中したいため、保守については分担したい
- 多言語サイト、代理店向けサイトなどの複数のシステムが複雑に絡み合ったシステムを構築することになったので要件を満たす環境を作成してほしい
- 他社から運用を引き継いだ複数のCMSが仕様書もなく調査に時間がかかるにもかかわらず、急ぎアップデートをおこなわなければならない
おまかせください!
基盤に関する要件定義や構築はおまかせください。制作会社様の得意な分野に集中いただけるよう、またお客様にご信頼いただけるよう、役割を分担させて頂きます。仕様の不明確なサイトについても運用でのリスクを低減できるよう調査やアップデート作業を行います。
特に当社の運用基盤である「KUSANAGI Cloud」ではリリース前のプロジェクト向けにAIによる自動チェックがおこなわれますので、運用開始時に残る潜在的なリスクを低減します。お客様にも付加価値としておすすめいただけます。
プラットフォーム事業者の方
KUSANAGIを一元管理する運用基盤「KUSANAGI Cloud」は、KUSANAGIが利用できる各プラットフォームの仕様に合わせサーバ構築からマイグレーション、運用を自動化しています。お客様からの運用のご相談に対し、調査、仕様策定から対応が可能です。
CMSプラットフォームの統合とは?
CMSプラットフォーム統合サービスではグループや部門ごとにプラットフォーム(利用クラウド)が異なり、OSやミドルウエア、CMSの運用ルールがばらばらになってしまっているサイト群を、KUSANAGI基盤の統一したクラウドプラットフォームに移行、最新のOSやミドルウエア対応を行った上で統一したルールで運用します。

CMSプラットフォーム統合サービスのサービスメニュー
CMSプラットフォーム統合サービスでは以下のようなメニューをお客様の課題に合わせて組み合わせる御社のためのエンタープライズサービスです。一つ一つのメニューは仕組み化・自動化されているため、基盤統一としては安価にスピーディーに移行を進めることができます。
プランニング
- 事前調査・仮移設
- プランニング・運用ルール策定
- 要件定義
- 運用ガイド作成
サーバ(環境)構築
- サーバ構築(1台構成、複数台構成)
- 検証・テスト環境の構築
- 専用踏み台サーバの構築
KUSANAGIへの移行(マイグレーション)
- WordPressマイグレーション
- 既存のWordPress以外のアプリケーションをそのままマイグレーション(Movable Type、Drupal、スクラッチCMS、静的サイトなど)
- SSH接続不可(ファイル受領)、出張によるデータ取得等特殊環境からのマイグレーション
- Webサーバの変更(apacheからnginxへの移行)
- 外部連携の設定移行
運用設定
- KUSANAGI Cloud連携
- 監視設定
- バックアップ設定
- WordPress自動マイナーアップデート設定
- ログの外部サーバへのバックアップ
セキュリティサービス導入
- WPScan(KUSANAGI Cloud)
- Vuls(KUSANAGI Cloud)
- Deep Security(改ざん検知)
- Deep Security(IPS/IDS)
- WAF/WafCharm
セキュリティ(アップデート)
- WordPressマイナーアップデート
- WordPressメジャーアップデート
- WordPressプラグインアップデート
- ミドルウェアアップデート
- その他のCMSアップデート(修正に関しては要相談)
セキュリティ(検査・監査)
- WPScan(KUSANAGI Cloud)
- Vuls(KUSANAGI Cloud)
- 定期的な脆弱性診断
高速化
- CMS高速化チューニング
- WEXAL® Page Speed Technology® によるCore Web Vitals 最適化
その他
- 常時SSL化
- DNS/SSL/ドメイン一元管理
- DR対策(遠隔地バックアップ)
CMSプラットフォーム統合までの流れ
お見積りから統合完了までの流れをタイムラインにまとめました。サイト数が多く、いくつかのフェーズに分割して進めるケースを例にしています。実際のスケジュールについてはご希望もお伺いしてご提案いたしますので、「難しいかな?」と思ってもまずはご相談ください。最も大切な目的が達成できるよう調整したスケジュールをご提案します。