「KUSANAGI for AWS」は速度と運用のしやすさ、両方を満たしてくれます
「カービックタウン」のターゲットは「車の運転免許を持っているすべての人」と、非常に幅広くなっております。車に乗る人ならほぼ全員が入っているはずの自動車保険ですが、その仕組みはきちんと理解しようとすると意外と複雑です。ユーザーニーズにしっかりと答えるサイトを作るにあたっては、文字コンテンツだけでもかなりのボリュームになってしまいますし、図表やグラフなどを適宜加える事が非常に重要になります。さらに、特に若年層を中心にスマートフォンでアクセスしていただくケースは非常に増えており、こうした大量のコンテンツをスマートフォンで素早く表示しユーザーにお伝えすることが求められますが、従来の環境ではサーバーやエ
ンジンの性能に不安がありました。「KUSANAGI for AWS」を導入したことで、大量のコンテンツを素早いレスポンスでお届けすることができるようになり、非常に満足しています。
ユーザーが欲しいのは何百ページもある中のほんの数行の情報
当サイトは、ユーザーが適切な自動車保険を選択できるよう、様々なお得情報を提供しつつ場合によって「保険の乗り換え」をご提案しています。もっとも、web サイトで何らかの情報を得たからといって、すぐに他の保険に乗り換えるというユーザーは実際には多くなく、私たちがご提供している情報はひとつのキッカケにすぎません。何らかの情報を手に入れたユーザーは、その後配偶者や友人などと相談し検討するというステップをふむはず。だとすれば、ユーザーが必要としているのは、自動車保険全般の知識ではなく、むしろピンポイントで自身が探している情報と巡り合えること。何百ページもあるような保険の書類の全てではなく、わずか 1ページの中のほんの 3 行程度の情報で十分、ということも多々あるはずだと考えています。
プロビジョニングで複数のプロファイルが立てられ、スマートなサイト構成と運用ができるようになった
「カービックタウン」のページは縦長の体裁をとっています。なぜならすべての情報が 1 ページにまとめられていることで、複雑なリンクに悩まされることもなく、ユーザーにとって構造が分かりやすいというメリットがあるからです。情報を正確に伝えるためには、必ずしも派手なデザインにする必要はなく、求めている情報にすぐにたどり着けることの方がよっぽど重要。発信する側として常に気を付けている点は、最小限の情報を的確に届けるということです。つまり、ユーザー一人ひとりに寄り添うことが大切なのです。
将来的に動画コンテンツがメインになっても「KUSANAGI」であれば大丈夫だと思います
弊社が運営する web メディアでは、コンテンツといえばまだテキストコンテンツと画像ばかり。しかし通信インフラも急速に発達しており、動画サービスも次々と立ち上がっている中、いずれコンテンツの動画シフトが求められると考えています。私たちにとって「KUSANAGI」導入は、将来的なメディアの動画化への布石という意味合いもありました。動画は速度をキープする上ではサーバーに大きな負荷を与えますし、スムーズな再生ができなければユーザーはすぐに離れてしまうことでしょう。安定性が高くレスポンスの早い環境の重要性はますます上がっていくため、このタイミングで導入できたことはとてもポジティブだったと考えています。