KUSANAGI採用後は、サイトの体感速度が1000倍に
2016年3月の全面リニューアルでWordPress中心のサイトに移行した後、コンテンツの量の多さとアクセス数の多さにより、サーバーのレスポンスが大幅に落ち込んでしまいました。最大でページ表示に100秒かかることもありました。そこで経過措置としてCPUやメモリの追加、ページキャッシュを導入するなどの対策をしたのですが、思ったほど効果が上がらず、二日に一回サーバーをリスタートするような状態が続いていました。
一方、TVなどで関連の情報がアップされるたびにアクセス数が増加。一番大事なこの時期に、サーバーのパフォーマンスの悪さからお客様にサイトの悪い印象を与えてしまったり、広告収入が伸びなかったりしました。そのようなときに株式会社ウイル 福原氏に提案を頂いたのがKUSANAGIでした。
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒PV増加と高速化を実現するKUSANAGIを見てみる
⇒担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる
主流の技術で構成されているためメンテナンスも容易
とにかく速いという印象のKUSANAGIですが、それだけではなくメンテナンスをしやすい印象も持ちました。
データベースも含めて特殊な技術ではなく、主流の技術で構成されているので、安心して使える印象です。
特殊な技術を使っていると何かあった時に困るので、その点KUSANAGIはとても良いです。
KUSANAGIで驚くほど簡単に移設が可能
移設は驚くくらいに簡単にできました。実はDBの変更が大丈夫か気になっていましたが、DBもあっさり5分で移設ができました。Nginxも半日で移設できました。月探査情報ステーションは7月から9月がハイシーズンでしたので、5月末に発注して6月中にKUSANAGI化できてよかったです。今では圧倒的なパフォーマンスで健全に運営ができるようになりました。
コマンド一つでApacheに変更可能
株式会社ウイルとしては、KUSANAGIの導入が今回初めてでしたが、拍子抜けするくらいに簡単に構築できました。
公式サイトを見てコマンド通りに対応して作ったのですが、プロビジョ二ングも終わっており、とにかく楽でした。
KUSANAGIはコマンド一つでApacheに変更することができるのも良いですね。
チューニングだけで更新速度が最速のWordPressに
デザイニウムとしては、レスポンスの問題が起きた際にサーバー移行も検討しましたが、サーバーとWordPressで個別にパフォーマンスのチューニングをすることには限界がありました。KUSANAGIはネイティブな実装であるために現時点で最速のWordPressであると感じています。
現在、KUSANAGIを検討中の方に一言
KUSANAGIはパフォーマンスの面で圧倒的な速さを実現しており、またWordPressより下のレイヤーを気にせず構築に集中できるため、本来のWordPressの良さを活かせると思います。とりあえず乗せておけば安心という意味でもお勧めです。今後も少しボリュームのあるサイトはKUSANAGIで構築することが第一の選択肢になると思います。
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒PV増加と高速化を実現するKUSANAGIを見てみる
⇒担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる