GMOプライム・ストラテジー株式会社は、 AI アシスタントとの会話で、KUSANAGI と WordPress の状態を確認できる新機能を、KUSANAGI AI アシスト プラグインのベータ機能として追加しました。

この機能は、AI アシスタントと外部のツールやデータをつなぐ標準仕様 MCP(Model Context Protocol)を利用しており、管理画面では「MCP接続」として提供します。MCP接続により、サーバの稼働状況、インストール済みプラグインの状態、環境診断やプラグインアドバイザーの結果などを、AI アシスタントに尋ねるだけで確認できます。検出された問題については、状況をふまえた確認や対処方法の相談が可能になります。
背景
WordPress サイトの運用では、サーバの稼働状況、プラグインの状態、診断結果などを確認しながら、更新や対処の判断を行う必要があります。一方で、これらの情報は複数の画面やコマンドに分かれており、状態を把握するまでに手間がかかる場合があります。
そこで KUSANAGI では、こうした情報を AI アシスタントとの会話の中で確認できるよう、MCP接続を追加しました。MCP は、AI アシスタントと外部のツールやデータをつなぐ仕組みとして対応が広がっており、KUSANAGI ではこれを WordPress サイトの運用に活用できるようにしています。
MCP接続でできること
MCP接続を有効にすると、対応する AI アシスタントとやり取りしながら、KUSANAGI と WordPress の情報を確認できます。たとえば、接続した AI アシスタントに「このサイトの状態を確認して」と伝えると、KUSANAGI の稼働状況やプラグイン診断の結果をふまえた回答を得られます。検出された問題については、そのまま対処方法を相談できます。
取得できる主な情報は次のとおりです。
- KUSANAGI の稼働状況
- 環境診断
- インストール済みプラグインの一覧
- プラグインアドバイザーの診断結果
また、WordPress 本体のサイト情報や環境情報などを確認できる読み取り専用ツールも、必要に応じて管理画面から有効にできます。
安全性について
現在公開しているツールは、いずれも読み取り専用です。MCP接続を通じて、KUSANAGI や WordPress の設定が自動的に変更されることはありません。
公開するツールは管理画面で選択でき、接続先の AI アシスタントに渡す情報を必要に応じて制御できます。接続にはトークン認証を利用します。また、AI プロバイダーの API キーを WordPress の管理画面に登録せずに利用できます。詳しい設定方法や注意事項は、ドキュメントをご確認ください。
対応クライアント
MCP に対応したクライアントから接続できます。動作を確認しているのは、Claude Desktop、Claude Code、Codex などです。OAuth による接続に対応していないため、ブラウザ版の Web チャットからは接続できません。接続の可否は、ご利用のクライアントや OS、動作環境によって異なります。
対象エディション
MCP接続は、KUSANAGI AI アシスト プラグインの機能として、以下のエディションで利用できます。
- KUSANAGI Business Edition
- KUSANAGI Premium Edition
KUSANAGI の無償版をご利用中の場合は、Business Edition または Premium Edition へのアップグレードが必要です。 KUSANAGI Security Edition への対応は今後予定しています。
ご利用には WordPress 7.0 以上が必要です。
KUSANAGI のエディションについては、以下をご確認ください。 https://kusanagi.tokyo/edition_and_upgrade/
利用方法
管理画面の「KUSANAGI > 設定 > MCP接続」から、MCP の有効化、アクセストークンの生成、接続先クライアントへの設定追加の 3 ステップで接続できます。
詳しい手順は、以下のドキュメントをご確認ください。
KUSANAGI 専用プラグイン
https://kusanagi.tokyo/document/kusanagi-plugin/
今後について
KUSANAGI AI アシスト プラグインでは、WordPress 7.0 の AI 基盤に対応した運用支援機能を順次拡張しています。MCP接続は現在ベータ機能として提供しており、今後、対応クライアントや接続方式、扱える操作の範囲を広げていく予定です。
GMOプライム・ストラテジーは、今後も KUSANAGI を通じて、WordPress サイトの高速化、安定運用、セキュリティ向上を支援してまいります。



