〜EOL 環境のセキュリティリスクを抜本的に解消、システム停止なしで安全なアップグレードを実現〜
GMO インターネットグループの GMO プライム・ストラテジー株式会社(代表取締役社長 吉政 忠志、本社:東京都千代田区、以下「GMO プライム・ストラテジー」)は、超高速 CMS 実行環境「KUSANAGI」のセキュリティ強化版である「KUSANAGI Security Edition byGMO」において、独自技術「SafeUpgrade」を拡張し、PHP の無停止バージョンアップに対応した新版を 2026 年 4 月 14 日(火)より正式に提供開始します。
「SafeUpgrade」の機能拡張により、 PHP のマイナーバージョンアップからメジャーバージョンアップまで、サービスを停止することなく同一サーバー内で安全に実施できるようになり、システム停止に伴う機会損失とセキュリティリスク(EOL 放置)を同時に解消します。

【開発の背景】
PHP は多くの Web サイトで利用されている一方、サポート終了(EOL)バージョンの放置が深刻な課題となっています。PHP 7 系および PHP 8.0、8.1 はすでに EOL となっており、2026 年 12 月には PHP 8.2もサポート終了を迎えます。現在も 4 割以上の PHP 利用 Web サイトが EOL 環境で稼働しており、脆弱性を抱えたまま運用されている現状があります。その割合は今後さらに拡大すると見込まれています。
■PHP 利用サイト中のメジャーバージョン別利用率
| バージョン | サポート終了 | PHP 利用サイト中の利用率 |
|---|---|---|
| PHP 5 系 | 2019 年 1 月 | 8.7% |
| PHP 7 系 | 2022 年 11 月 | 33.1% |
| PHP 8 系 | – | 58.1% |
出典:W3Techs(https://w3techs.com/technologies/details/pl-php)、2026 年 4 月
■PHP 8 系利用サイト中のマイナーバージョン別利用率
| バージョン | サポート終了 | PHP8 系利用サイト中の利用率 |
|---|---|---|
| PHP 8.0 | 2023 年 11 月 | 8.2% |
| PHP 8.1 | 2025 年 12 月 | 20.1% |
| PHP 8.2 | 2026 年 12 月予定 | 34.2% |
出典:W3Techs(https://w3techs.com/technologies/details/pl-php)、2026 年 4 月
しかし、問題の本質は PHP そのものではなく、「バージョンアップが実行しづらい運用環境」にあります。従来のバージョンアップでは、検証環境の構築・動作確認・本番切替といった複数の工程が必要となり、専門知識や人的リソースに加え、サービス停止のリスクも伴います。その結果、更新が後回しとなり、EOL 環境が放置されるという構造的な問題が生じています。 「SafeUpgrade」はバージョンアップを安全かつ自動で実行することで、この構造的課題を技術的に解決します。
【 「SafeUpgrade」 PHP 対応の概要】
■「SafeUpgrade」 PHP 対応の特長
・PHP の「無停止バージョンアップ」を独自技術で実現
これまでサービス停止が不可避だった PHP の更新作業を、サービスを止めることなく同一サーバー内で完結します。検証環境の構築からエラー検出、本番環境への切り替えまでを「SafeUpgrade」が自動化。
問題検出時には即座にロールバックを実行します。 24 時間稼働が求められる EC サイトや Web サービスの運用負荷を劇的に軽減します。
・PHP 利用 Web サイトの「4 割以上」が抱える EOL(サポート終了)放置問題を解決
PHP8.2のサポート終了を2026年12月に控え、深刻化するセキュリティリスクを技術的に解消します。
専門知識やリソース不足で更新が滞っていた企業の構造的課題を「自動検証・自動切替」によって突破。
官公庁や、 インフラ専任者がいない企業でも、継続的なセキュリティ対策が可能な運用基盤を実現します。
・スクリーンショット比較による「表示崩れ」の自動検出機能を搭載
プログラムのエラー検知にとどまらず画像比較技術により、 バージョンアップ前後の画面表示差異を自動検証。目視による確認工数を削減し、サーバーログだけでは判別できないレイアウト崩れも確実に検知します。
■安全性を担保する「自動検証・切替」の 3 フロー
「SafeUpgrade」によるアップグレードは、以下のフローで安全に実行されます。
1.[自動構築] 同一サーバー内に、 現行バージョンの運用環境と並列に、 新バージョンの検証環境を自動構築
2.[自動テスト] PHP エラーの有無に加え、登録した URL の画面表示の差異を自動でスキャン
3.[自動切替] テスト成功時のみ、新バージョンに切り替え。問題検出時は現行環境を維持
■表示差異テスト:スクリーンショットでレイアウト崩れを自動検出
統合管理ツール「KUSANAGI App」(*1)と連携し、バージョンアップ前後の登録 URL をスクリーンショットで自動比較します。 従来のサーバーログ監視では検知が難しかった「フォントの変化」や「ボタン配置のズレ」といった表示レベルの問題を、人手を介さず視覚的に検出。表示品質を担保した状態でのバージョンアップを可能にします。
・バージョンアップ前後の画面の比較により、表示されていない画像を検知した例
(*1) 「KUSANAGI App」は、複数の「KUSANAGI Security Edition byGMO」のセキュリティ監査結果、自動バージョンアップの状況、マルウェア検知レポートなどを一元管理し、メール通知する統合管理ツールです。Security Edition をご利用の方は無償でご利用いただけます。
【SafeUpgrade PHP サポートの対象範囲】
- マイナーバージョンアップ:PHP8.3→8.4 など同一メジャーバージョン内のバージョンアップ
- メジャーバージョンアップ:PHP8→9 など大規模なバージョンアップ
- 対応バージョン:「KUSANAGI Security Edition byGMO」がサポートする PHP 8.2 以降
【提供プラットフォーム】
| クラウドプラットフォーム | 名称 |
|---|---|
| Amazon Web Services | KUSANAGI Security Edition for AWS (AlmaLinux OS 9) |
| Microsoft Azure | KUSANAGI Security Edition for Microsoft Azure (AlmaLinux OS 9) |
| Google Cloud | KUSANAGI Security Edition for Google Cloud (AlmaLinux OS 9) |
| さくらのクラウド | KUSANAGI Security Edition |
| ConoHa VPS byGMO | KUSANAGI Security Edition byGMO |
【ご利用料金】
月額 750 米ドル(日本円参考価格:118,500 円 ※ 1 米ドル=158 円換算の場合)
- 上記は AWS Marketplace における「KUSANAGI Security Edition」のソフトウェアライセンス料の例です。
- クラウドプラットフォームのインフラ利用料(リソース、ストレージ等)は別途発生します。
- 最終的なお支払い金額や提供形態は各プラットフォームにより異なります。 詳細は各社販売ページをご確認ください。
【 「KUSANAGI」 / 「KUSANAGI Security Edition byGMO」について】
「KUSANAGI」は、GMO プライム・ストラテジー株式会社が開発・提供する超高速 CMS 実行環境です。WordPress をはじめとする CMS を高速・安全に稼働させることに特化し、ページキャッシュ利用時には一般的なサーバーと比較して約 260 倍、キャッシュなしでも約 2 倍の高速化を実現します。1/4 のコストの仮想マシン(VPS)でも同等以上の処理能力を発揮し、インフラコストの大幅削減に貢献します。AWS・Microsoft Azure・Google Cloud など主要クラウドの Marketplace で提供しており、2015 年のリリース以来、国内外の企業・官公庁・メディアサイトで広く採用されています。
「KUSANAGI Security Edition byGMO」は、 「KUSANAGI」の高パフォーマンスに加え、企業 Web サイトや EC サイトに求められる継続的なセキュリティ対策をオールインワンの多層防御で提供するエンタープライズ向けエディションです。
KUSANAGI 公式サイト:https://kusanagi.tokyo/
KUSANAGIはなぜ速いのか: https://kusanagi.tokyo/about/kusanagi-performance-architecture/
KUSANAGI Security Edition byGMO:https://kusanagi.tokyo/edition_and_upgrade/kusanagi-security-edition/
SafeUpgrade クイックスタート:https://kusanagi.tokyo/document/sefeupgrade-quickstart
【GMO プライム・ストラテジーについて】
GMO プライム・ストラテジーは「すべてはエンタープライズ OSS エコシステム発展のために」を企業理念にかかげ、社会的課題をテクノロジー中心の仕組みにより解決し、社会的価値を創造することを目指しています。
Web 高速化ソリューション「KUSANAGI Stack」を開発、主要クラウド等から提供するほか、 WordPressをはじめとする CMS、およびサーバーの保守管理を一貫体制で提供するフルマネージド型のサポートサービス「KUSANAGI マネージドサービス byGMO」やクラウドインテグレーションサービス、ライセンスの各サービスを提供しています。
【報道関係お問い合わせ先】
● GMOプライム・ストラテジー株式会社
担当:穂苅
TEL:03-6551-2995(代表)
MAIL:pr@prime-strategy.co.jp
【本ソリューションに関するお問い合わせ先】
● GMOプライム・ストラテジー株式会社
https://www.prime-strategy.co.jp/contact-us/
●GMOインターネットグループ株式会社
グループ広報部 PRチーム 小犬丸
TEL:03-5456-2695
お問い合わせ:
https://group.gmo/contact/press-inquiries/
【GMO プライム・ストラテジー株式会社】 (URL:https://www.prime-strategy.co.jp/)
| 会社名 | GMOプライム・ストラテジー株式会社 (東証スタンダード市場 証券コード:5250) |
| 所在地 | 東京都千代田区一番町8番地 住友不動産一番町ビル1階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 吉政 忠志 |
| 事業内容 | ■KUSANAGI Stack事業 ・マネージドサービス ・クラウドインテグレーションサービス ・ライセンス ■KUSANAGI Stackの開発と提供 ・超高速CMS実行環境「KUSANAGI」 ・高速化エンジン「WEXAL® Page Speed Technology®」 ・戦略AI「ONIMARU® David」 |
| 資本金 | 453,798千円(2025年11月末時点) |
【GMO インターネットグループ株式会社】(URL:https://group.gmo/)
| 会 社 名 | GMO インターネットグループ株式会社 (東証プライム 証券コード:9449) |
| 所 在 地 | 東京都渋谷区桜丘町 26 番 1 号 セルリアンタワー |
| 代 表 者 | 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿 |
| 事 業 内 容 | 持ち株会社(グループ経営機能) ■インターネットインフラ事業 ■インターネットセキュリティ事業 ■インターネット広告・メディア事業 ■インターネット金融事業 ■暗号資産事業 |
| 資 本 金 | 50 億円 |
※記載されている社名、製品名などの名称は、米国およびその他の国で登録された各社の商標または登録商標です。
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