採用プロダクト
for Ruby on Rails
エネルギーマネジメント事業本部 メディア事業部 事業部長
曽我野 達也様
さらにユーザーにとって“通信のより良い未来をつくる”をビジョンとして立ち上げた格安SIM・スマホの総合情報サイト「SIMCHANGE」を運営しているのも同社だ。
同サイトは、市場に溢れている様々な情報の中から、中立的な立場と独自の視点で編集した情報を掲載している。その情報は時代のニーズに即した内容な上に、質が高いものであるため、その情報をもとに格安SIMをどうするかを考えているユーザーは多く、それは月間アクセス数が170万UU超という数字にも表れている。
エネルギーマネジメント事業本部 メディア事業部 事業部長 曽我野 達也氏は同サイトについて次のようにコメントしている。
“電力と通信業界は、解放という意味でマーケットが似ていて、会社設立時にすでに規制が緩和されていた格安SIMの比較サイトを、エネチェンジの電力比較サイトの構築で培ったノウハウを活用し、トライアル的に始めました。光熱費とあわせてユーザーの固定費を下げることが目的です。”
CTO室 インフラエンジニア
伊賀原 一峰氏
その後、同社が運営しているサイトに導入し、Webサイトの速度が大幅に改善したことを目の当たりにした。
実際、複数サイトの運営に携わる編集者から見ても管理画面の速度は段違いだったようで、編集者からは喜びの声が上がった。そのためその効果の高さは社内でも評判で、同サイトへの導入にも反対の声は上がらず、導入後もその期待を裏切ることなくそれまでのサイトと同様に、同サイトでもその効果は高いものだった。
同時に使用を開始したWordPressのプラグインMroogaの表示速度も速く、問題は見受けられない。
伊賀原氏は次のようにコメントしている。
“世の中、スピードスピードスピードで高速化はマストだと思っていた。AWSやAzureなどのプロバイダで「KUSANAGI」が使用できる環境が整うなど、世の中に浸透してきていた。また、プライム・ストラテジーのエンジニアとの交流での情報収集や、セミナーへ参加をするなど市場での反応は常に把握していた。今ではWordPressには「KUSANAGI」というような「KUSANAGIファースト」な認識になっています。”
エネルギーマネジメント事業本部 メディア事業部 エンジニア
柏木 隆宏氏
この時のことをエネルギーマネジメント事業本部 メディア事業部 エンジニア 柏木 隆宏氏は次のようにコメントしている。
“正直それまでは、WordPressだけを移行するという選択肢は無く、「KUSANAGI」へ移行する優先度はかなり低かったです。それが「KUSANAGI for Ruby on Rails」の発表後、社内のエンジニア間で『KUSANAGIがRuby on Railsにも対応したらしいぞ、これはどうなんだ?』と話題になり、急に温度感が高まりました。「KUSANAGI for Ruby on Rails」の構築事例などはあまりなく、苦労することが目に見えていましたが、WordPressを移行するメリットを鑑みて、Railsの移行にも踏み切りました。やってよかったと思っています。”
アプリケーション側での検証には時間がかかったというが、インフラ側ではプロビジョニングの容易さやコマンドが用意されていることで、さほどハードルの高さを感じずに無事移設が完了したという。
この一連の移設について伊賀原氏は次のようにコメントしてくれた。
“企業規模によって導入の障壁は高かったり低かったり、要件は多種多様だとは思うのですが、初期の構築であればそんなにハードルは高くない。簡単にプロビジョニングしてくれて、コマンドも用意されているので、難なくクリアできると思うが、柏木が対応したような、移設のアプリケーションの動作を担保しながら構築していくという、「KUSANAGI」ではないところではエンジニア力がいるんではないかなと。また、負荷テストにおいても期待していた以上の数値が出ているので満足している。”
柏木氏は作業の中で気づいたことを次のようにコメントしている。
“私自身これを移設するまで、「KUSANAGI」についてそんなに詳しくなかったが、実際やってみてプロビジョニングのコマンドとかドキュメント、プラグインの使い方など、しっかりドキュメントが用意されていて使いやすいなと感じました。日本製でドキュメントがほとんど日本語なのもやりやすかったポイントの一つかもしれません。一方で、Ruby on RailsとWordPressが同居するにはどうしたら良いかとか、その辺の事例があればもっと移行しやすかったかなとは思います。あと、欲を言えばPythonにも対応してほしいですね。今後に期待させていただきます。”