お客様目線をとことん追求したホスティングサービス
「STHARKホスティング」
従来型ホスティングサービスを追求するために命名された「STHARKホスティング」。“ST”はSTraToSphere(成層圏)のSTから、続く“H”はHostingのH、“ARK”はノアの方舟から取られたものだ。みなさんもご存知の通り、成層圏とは、飛行機が安定飛行する雲の上のことである。ほとんど雲ができない大気圏で、クララオンラインのホスティングサービスは一般的なクラウドサーバのコンセプトとはまったく違う領域であることを表現するべく、命名されたのだ。
多くのクラウドサーバは、ある程度の技術力がある方を対象にしていることが多い。技術力のあるお客様は、自身でネットワークやサーバ構成を考えることができ、クラウドサーバを上手に活用することができる。しかしながら、技術に明るくないお客様は、サポートスタッフとのコミュニケーションに高い価値を感じさせる従来型のホスティングサービスが必要である。
そこでクララオンラインが、お客様目線で従来型のホスティングサービスについてとことん追求し、最新の技術を意識することなく活用できるようにしたのが、「STHARKホスティング」である。
最新の技術を意識せずに活用できるホスティングサービスへ
超高速ホスティングサービス「KUSANAGI with Cube」の登場
最近、Google社がWebサイトの表示スピードについてツールを公開し、Webサイトの表示スピードと検索順位には関係があることをアナウンスしている。それ故に、Webサイトについて高速化を求めるお客様は日に日に増えている。「STHARKホスティング」は可用性と耐障害性とサポート力の高さに定評があるが、最近では国内で使用されているCMSの大半を占めるWordPressを超高速で使いたいという要望も多く聞かれるようになった。
そこで、クララオンラインは、「STHARKホスティング」にプライム・ストラテジーが提供する「KUSANAGI」をセットアップした形で提供する超高速ホスティングサービス「KUSANAGI with Cube」を提供するに至る。このサービスは、お客様からの申し込みがあった後、サーバの技術面に触れることなく、すぐにWordPressを操作することができるようになっている。
「KUSANAGI with Cube」について株式会社クララオンライン ゼネラルマネージャー スタークホスティング事業部長 長岡 利幸氏はその背景を次のように語っている。
「一般的なホスティング会社はWebサーバよりのソリューションを扱いたくない傾向があります。ホスティングはあくまで、ホストを提供するサービスという考えが根強いです。しかしながら、今回の『KUSANAGI with Cube』のように、WordPress+『KUSANAGI』というWebサーバよりのソリューションまで踏み込むことで、お客様が使いたいサーバアプリケーションまで含めたホスティングサービスが提供できるようになります。この従来の垣根を超えることが良いビジネスチャンスになると考えました。多くのクラウドサーバ会社では、WordPressや『KUSANAGI』をインストールできますが、マニュアルを提供する程度にとどまっています。当社のホスティングはWordPress+『KUSANAGI』をプリインストールしたホスティングであり、さらに技術サポートも含めたサービスを安価に提供しています。それ故に、長くご利用いただいているお客様が多いのも特徴です。」
確かに、クララオンラインと言えば、技術力の高さをよく耳にする。通常のホスティングサービスでは利益を追求すべく、集客効率を高くして、いろいろなところをそぎ落としてサービスを提供することが多い。クララオンラインは、クララオンラインらしい、エンジニアリングポリシーに忠実な設計と運営をしている。この辺りがクララオンラインにファンが根付く理由なのではないだろうか。
「KUSANAGI with Cube」の採用効果を、株式会社クララオンライン ゼネラルマネージャー スタークホスティング事業部長 長岡 利幸氏は次のように教えてくれた。
「最近大手企業からもKUSANAGIの評価や期待が聞こえてきています。市場でのKUSANAGIの評判は高いです。実際に『KUSANAGI with Cube』を採用されたお客様の中には、超高速化によりPVが3倍になったお客様もいます。KUSANAGIはWordPressの管理画面も高速化するので、Web担当者の評判もいいです。」
やはりWebサイトは高速なほうがPV数は伸びやすい。高速なサイト、かつ、よいコンテンツが豊富だと、そのサイト内でページ遷移を繰り返し、また訪問したいと思う。またその逆だと、次のページを開こうとすらしない。超高速化+良質なコンテンツがPVを伸ばすうえで一番重要な施策であると考えており、Googleの検索順位もこのあたりを見て検索順位を決めるようになっていくのではと筆者は考えている。
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒PV増加と高速化を実現したKUSANAGIを見てみる
⇒担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる
STHARKホスティングサービスの公式サイトもKUSANAGI化
前述の「KUSANAGI with Cube」をリリースするにあたり、自社でも「KUSANAGI」を活用し、ノウハウを蓄積する必要があると考えていた。たまたま、公式サイトのリニューアルのタイミングと合ったこともあり、「KUSANAGI」を採用し、サイトをリニューアルした。
「KUSANAGI」化した理由も単純で、速くなるから導入を決めたというものだ。余談になるが、クララオンラインの社長ブログもこのタイミングで「KUSANAGI」化されている。その時の模様は以下のブログにも記載されている。
「blogをKUSANAGI環境に移行」
https://www.iemoto.com/2018/03/kusanagi/
ブログに記載されている言葉に「WordPress はキャッシュ化したり静的なページを吐き出したりという手もあるが良し悪しあり、踏み切ってこなかった。どれぐらい速くなるだろう、体感で違いは感じられるだろうかと思っていたが、旧環境にずっと慣れていた私にとってその差は大きい。『KUSANAGI』ならばサイト管理者側は複雑なことを考えずに高速化できるので、WordPressを載せるサイトで選ばない理由がない。」というのがある。
もともと「KUSANAGI」は、国内屈指のWordPressエンジニアが最高峰のチューニング技術でパッケージ化された超高速CMS実行環境だ。それ故に、複雑な設定をしなくてもインストールするだけで超高速化され、セキュアな環境になる。
「KUSANAGI with Cube」上で稼働している「KUSANAGI」は「STHARKホスティング」向けに最適化されており、「STHARKホスティング」の可用性と耐障害性の高さに加えて、「KUSANAGI」によって高速化されたWordPressを利用できるホスティングサービスなのである。WordPressを安心して利用でき、手間をかけずに超高速な形で活用しようと思うのなら、最優力なホスティングの一つであることは間違いない。