世界5か国で展開されている注目のテクノロジーメディア「WIRED」
合同会社コンデナスト・ジャパンは、世界18か国で発売されているラグジュアリー層向けの有名ファッション誌「VOGUE」や、世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア「WIRED」を始め、各分野で注目を集めている雑誌を世界中で展開する米国コンデナスト・パブリケーションズの日本法人だ。日本法人として、雑誌の発刊のみならず、日本独自のオリジナルコンテンツを配信するWebコンテンツも提供している。
「WIRED」のWeb版もその中のひとつだ。同サイトは、テクノロジーの進化を通して、カルチャーやサイエンス、ビジネス、ミュージック、エンターテイメントといった、社会のあらゆる情報を幅広く集めて配信している総合メディアだ。「WIRED」は世界5か国で展開されており、各国の情報をその国の言語で配信されている。テクノロジーが時代をどう変え、時代がテクノロジーに何を望むかを考え、来るべき社会の未来の姿を見通しているかのような内容はとても読み応えがあり、月間1,400万PVという数字が多くの人からの注目を集めていることを証明している。日本語版サイトを支えるCMSにはWordPressが採用されており、各分野に精通する編集者たちによって日々記事が更新されている。
WordPressのノウハウ不足を補うための保守サポート
同社が「WordPressサポートプラン」を導入したきっかけとして大きいものは、WordPress4.7.1で発見された脆弱性情報だ。この問題が発見されたとき、その解決方法と、今後の保守をどうするべきかの対策を考える必要がでてきた。
同社は複数の媒体を運営しているが、WordPressが採用されているサイトは2つで、他のサイトでは独自のCMSで運営されているのだという。そのためか、WordPressに関する知識は十分とは言えず、外部の専門家を頼ることを考えるようになった。チーフ・テクノロジー・オフィサー 仁礼 英銘氏は当時のことを振り返り、次のようにコメントしている。“既存のプラグインが新しいWordPressに対応していなかった場合に、動かなくなってしまう可能性があります。きちんと動作確認をした上で対応しなければいけないのですが、観点も含めてWordPressのノウハウが社内にはなく、社内エンジニアでは手が回らない部分が多くあり、保守をお願いする事にしました。プライム・ストラテジーの社員とはかねてから付き合いがあり、その技術力をしっていたのでお願いする事にしました。”
編集部のヘルプに即時対応、問題を迅速に解決
プライム・ストラテジーの保守サポートが始まってからは、脆弱性の対応の心配もなくなり、大きな不具合が発生する事もほとんどなくなったようだ。また、同社は今年の2、3月にサーバをApacheからnginxへの乗せ換えを行っている。この時にも、WordPressの動作に問題がないかの検証や、WordPressの知見に乏しいサーバ会社とのやり取りでの支援も受けたという。検証段階で一度、コンテンツが閲覧できなくなってしまったことがあったが、それもすぐに解決できたようだ。運用中の保守体制について感じたことをバックエンド・エンジニア 上田 拓真氏は次のようにコメントしている。“通常で頼んでいるのは新規開発とバグ不具合修正が主なものになっています。弊社では、このシステムを使っているのがエンジニアではなく、編集部などのあまりITに強くない人たちになります。何か起きると、バグが起きた!と騒ぎになってしまう。ある程度リアルタイムで、そういう声をキャッチして対応しなければならない部分があるのですが、最近はそういうところもプライム・ストラテジーにこういうことが起きているのですが見てもらえますか、とチャットツールで伝えるとすぐ反応があって、修正まで迅速に対応してもらっています。”
改善策を粘り強く一緒に考えてくれる保守ベンダー
同社は定期的にUIの見直しを行っており、今後、「WIRED」のリニューアルを検討していく予定があるということで、プライム・ストラテジーは引き続きサポートしていく。
最後にプライム・ストラテジーへの評価について聞いてみたところ、仁礼氏は次のようにコメントしてくれた。“過負荷が原因でレスポンスが遅いことがあり、「KUSANAGI」への乗せ換えを検討したことがあります。原因を調査してもらい、絞ることはできたのですが、現状はこのまま運用するという判断になりました。乗せ換えたほうが速いと思う部分もあるかもしれませんが、歴史的経緯がものすごく複雑な中で考え、サポートプランとなったのだと思います。プライムさんで何ができるのか、改善策は何があるのかを一生懸命考えてくれて感謝しています。また弊社はUI/UXへのこだわりがとても強く、要件としては結構複雑なところがあるけど、粘り強くやってくれている。そういう保守ベンダーさんはなかなかないと思います。”
⇒KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
⇒高速化を実現したKUSANAGIを見てみる
⇒セキュリティ対応などの運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる