事例

「牛めしの松屋」公式サイト「株式会社松屋フーズ」

KUSANAGI for IDCF クラウド

外食
迅速な対応 管理画面高速化 運用効率の改善

導入前の課題

  • 負荷分散システム「オートスケール」を採用していたが、TVやニュースメディアで松屋フーズが紹介された時など、Webサイトへの急激なアクセス増加に対応できず、不具合が発生することもあった。
  • 週2回以上発生する約2,000件のメニュー更新などコンテンツ管理に時間がかかっていた。

導入後の効果

  • 高負荷時にも落ちることがなく、ストレスを感じさせないWebサイトを低コストで実現できた。
  • サーバ管理からコンテンツ管理まで一括でプライム・ストラテジーに委託ができ、運用負担が軽減できた。
KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみるPV増加と高速化を実現するKUSANAGIを見てみる運用コストと担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる

国内屈指の外食企業「松屋フーズ」。新メニュー発表時にはWebサイトの表示が著しく遅くなることも

株式会社松屋フーズ 総務部総務・広報グループ
大野 泰山氏

国内屈指の外食企業として知られる株式会社松屋フーズは、牛めし定食事業、とんかつ事業、鮨事業、ラーメン事業を展開している。店舗数は国内外で1080店舗(2017年3月末現在)に達し、特に店舗数が多い関東地方では松屋フーズの名前を知らないものはいないほど知られている有名企業である。松屋で育ったと豪語する者もおり、根強い人気を持つ松屋店舗は食事時には行列ができることも多い。このような、人気を誇る外食企業である松屋フーズは、毎月新メニューが公開され、その都度、テレビやニュースに広く紹介されることが多く、新メニューを楽しみにしているファンも多い。
人気の外食企業である松屋フーズを支えるWebサイトは、情報の更新量が非常に多く、情報更新の効率化を図るために2011年にWordPress、2013年にMovable Typeを導入した。CMSの導入によってサイトコンテンツを更新しやすくなった一方で、Webサイトへの負荷がかかりやすくなったという。その解決のために松屋フーズはオートスケールを導入した。
オートスケールとは、Webサイトなどのシステムにアクセスが集中することで負荷がかかった場合、その負荷を分散するためにサーバなどの台数を自動的に増減させることができる仕組みである。しかしながら、当時のオートスケール機能は、Webサイトに負荷がかかったことを検知してからセカンダリーのWebサイトが立ち上がるまでのタイムラグが発生してしまう仕組みであった。これにより、Yahoo!ニュースなどで松屋フーズが紹介された時など、急激なアクセス数の増加を処理できず、対応できない時間が瞬間的に発生してしまうことや、それによる不具合が発生することもあった。結局、松屋フーズは予め急激なアクセスが予想される場合は、前もって手動でオートスケールを立ち上げて対処していた。


抜本的なサーバのリプレイスの検討を始める

松屋フーズは、手間をかけず、自動で急激なアクセスにも対応できるサイトを構築したいと考えていた。当時のサーバ管理会社にも相談したが、出てくる改善案はオートスケールの継続利用が前提であり、その提案では根本的な解決ができないことから、松屋フーズは抜本的なサーバリプレイスを考えはじめる。そういった状況の中、松屋フーズの弁当予約サイト「松弁ネット」で、ポイントサービス導入の企画が採用されることになった。「松弁ネット」のポイントサービス導入後には、システム不具合を出すわけにはいかないため、導入までには根本的な解決を求められていた。
さらに担当者の業務が多忙になっていく中、委託先の一元化も必要になってきていた。当時のサーバ管理会社ではコンテンツのメンテナンスができなかったため、別途外注する必要があり、サーバ管理とコンテンツ管理を一元的に管理できる委託先を求めるようにもなっていった。


今までの課題を全て解決するKUSANAGIと公式サポートサービス


ちょうどそのタイミングで、プライム・ストラテジーから「KUSANAGI」と「KUSANAGI公式サポートサービス」の提案があった。株式会社松屋フーズ 総務部総務・広報グループ 大野氏は次のようにコメントしている。“プライム・ストラテジーの「KUSANAGI」なら、オートスケール無しでも急激なアクセスに対応できることを知りました。また、他社が構築したWebサーバをチューンアップして保守をしていることも分か
り、しかも高額な費用も発生しないということで、すぐに対応を依頼しました。普通の会社では提案できない内容でした。
当時のオートスケール機能は、コンテンツサーバのみをオートスケールしており、DBの分散クラスタができませんでした。これもプライム・ストラテジーに相談したところ、MariaDB Galera Clusterで対応できると即答され、技術力と経験値の高さを感じました。更にサーバ管理だけでなく、コンテンツ管理も対応できるとのことで、これまで抱えていた課題が全て解決できることもわかり、ますます委託したいという気持ちが高まっていきました。”

KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる
PV増加と高速化を実現するKUSANAGIを見てみる
運用コストと担当者の運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる


コストを抑えて課題のすべてを解決できた

“拙速は巧遅に勝る”。この言葉は社長が日頃から意識している言葉であり、大野氏は常に、業務のスピードと品質が求められている。大野氏はプライム・ストラテジーの迅速な対応も評価している。「KUSANAGI」の導入により、Webサイトのパフォーマンスが速くなっただけでなく、メニューの入れ替えなどコンテンツ管理の時間も以前と比べて三分の二に短縮することができた。松屋フーズが提供するメニューは、全て合わせると2千ほど存在しており、その改訂は週二回以上発生する。この作業が短縮できたことは大きい。大野氏は次のようにコメントしている。“Webサーバ・DBの冗長化ができ、急激な負荷がかかってもストレスなくWebサイトが表示できるようになっただけでなく、コンテンツの更新作業の負荷も軽減できた。さらにWebサーバ管理とコンテンツ管理を一元化できたにもかかわらず、運用コストは当初の予定より抑えることができたので、効果は大きいものでした。”

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KUSANAGI for IDCF クラウド

外食
迅速な対応 管理画面高速化 運用効率の改善

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導入前の課題

  • 負荷分散システム「オートスケール」を採用していたが、TVやニュースメディアで松屋フーズが紹介された時など、Webサイトへの急激なアクセス増加に対応できず、不具合が発生することもあった。
  • 週2回以上発生する約2,000件のメニュー更新などコンテンツ管理に時間がかかっていた。

導入後の効果

  • 高負荷時にも落ちることがなく、ストレスを感じさせないWebサイトを低コストで実現できた。
  • サーバ管理からコンテンツ管理まで一括でプライム・ストラテジーに委託ができ、運用負担が軽減できた。
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国内屈指の外食企業「松屋フーズ」。新メニュー発表時にはWebサイトの表示が著しく遅くなることも

株式会社松屋フーズ 総務部総務・広報グループ
大野 泰山氏

国内屈指の外食企業として知られる株式会社松屋フーズは、牛めし定食事業、とんかつ事業、鮨事業、ラーメン事業を展開している。店舗数は国内外で1080店舗(2017年3月末現在)に達し、特に店舗数が多い関東地方では松屋フーズの名前を知らないものはいないほど知られている有名企業である。松屋で育ったと豪語する者もおり、根強い人気を持つ松屋店舗は食事時には行列ができることも多い。このような、人気を誇る外食企業である松屋フーズは、毎月新メニューが公開され、その都度、テレビやニュースに広く紹介されることが多く、新メニューを楽しみにしているファンも多い。
人気の外食企業である松屋フーズを支えるWebサイトは、情報の更新量が非常に多く、情報更新の効率化を図るために2011年にWordPress、2013年にMovable Typeを導入した。CMSの導入によってサイトコンテンツを更新しやすくなった一方で、Webサイトへの負荷がかかりやすくなったという。その解決のために松屋フーズはオートスケールを導入した。
オートスケールとは、Webサイトなどのシステムにアクセスが集中することで負荷がかかった場合、その負荷を分散するためにサーバなどの台数を自動的に増減させることができる仕組みである。しかしながら、当時のオートスケール機能は、Webサイトに負荷がかかったことを検知してからセカンダリーのWebサイトが立ち上がるまでのタイムラグが発生してしまう仕組みであった。これにより、Yahoo!ニュースなどで松屋フーズが紹介された時など、急激なアクセス数の増加を処理できず、対応できない時間が瞬間的に発生してしまうことや、それによる不具合が発生することもあった。結局、松屋フーズは予め急激なアクセスが予想される場合は、前もって手動でオートスケールを立ち上げて対処していた。


抜本的なサーバのリプレイスの検討を始める

松屋フーズは、手間をかけず、自動で急激なアクセスにも対応できるサイトを構築したいと考えていた。当時のサーバ管理会社にも相談したが、出てくる改善案はオートスケールの継続利用が前提であり、その提案では根本的な解決ができないことから、松屋フーズは抜本的なサーバリプレイスを考えはじめる。そういった状況の中、松屋フーズの弁当予約サイト「松弁ネット」で、ポイントサービス導入の企画が採用されることになった。「松弁ネット」のポイントサービス導入後には、システム不具合を出すわけにはいかないため、導入までには根本的な解決を求められていた。
さらに担当者の業務が多忙になっていく中、委託先の一元化も必要になってきていた。当時のサーバ管理会社ではコンテンツのメンテナンスができなかったため、別途外注する必要があり、サーバ管理とコンテンツ管理を一元的に管理できる委託先を求めるようにもなっていった。


今までの課題を全て解決するKUSANAGIと公式サポートサービス


ちょうどそのタイミングで、プライム・ストラテジーから「KUSANAGI」と「KUSANAGI公式サポートサービス」の提案があった。株式会社松屋フーズ 総務部総務・広報グループ 大野氏は次のようにコメントしている。“プライム・ストラテジーの「KUSANAGI」なら、オートスケール無しでも急激なアクセスに対応できることを知りました。また、他社が構築したWebサーバをチューンアップして保守をしていることも分か
り、しかも高額な費用も発生しないということで、すぐに対応を依頼しました。普通の会社では提案できない内容でした。
当時のオートスケール機能は、コンテンツサーバのみをオートスケールしており、DBの分散クラスタができませんでした。これもプライム・ストラテジーに相談したところ、MariaDB Galera Clusterで対応できると即答され、技術力と経験値の高さを感じました。更にサーバ管理だけでなく、コンテンツ管理も対応できるとのことで、これまで抱えていた課題が全て解決できることもわかり、ますます委託したいという気持ちが高まっていきました。”

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コストを抑えて課題のすべてを解決できた

“拙速は巧遅に勝る”。この言葉は社長が日頃から意識している言葉であり、大野氏は常に、業務のスピードと品質が求められている。大野氏はプライム・ストラテジーの迅速な対応も評価している。「KUSANAGI」の導入により、Webサイトのパフォーマンスが速くなっただけでなく、メニューの入れ替えなどコンテンツ管理の時間も以前と比べて三分の二に短縮することができた。松屋フーズが提供するメニューは、全て合わせると2千ほど存在しており、その改訂は週二回以上発生する。この作業が短縮できたことは大きい。大野氏は次のようにコメントしている。“Webサーバ・DBの冗長化ができ、急激な負荷がかかってもストレスなくWebサイトが表示できるようになっただけでなく、コンテンツの更新作業の負荷も軽減できた。さらにWebサーバ管理とコンテンツ管理を一元化できたにもかかわらず、運用コストは当初の予定より抑えることができたので、効果は大きいものでした。”

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Webサイト運用の課題解決事例100選 プレゼント

Webサイト運用の課題を弊社プロダクトで解決したお客様にインタビュー取材を行い、100の事例を108ページに及ぶ事例集としてまとめました。
  • 100事例のWebサイト運用の課題と解決手法、解決後の直接、間接的効果がわかる
  • 情報通信、 IT、金融、メディア、官公庁、学校などの業種ごとに事例を確認できる
  • 特集では1社の事例を3ページに渡り背景からシステム構成まで詳解

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