事例

ブリヂストンのバイクユーザー向けコミュニティサイト「Moto-Bridge」、新たなタッチポイントづくりに「KUSANAGI公式サポートサービス」を採用

WordPressサポートプラン

自動車・輸送用機器

導入前の課題

  • バイクユーザーと濃度の濃いコミュニケーションをとれる場を作りたい

導入後の効果

  • コミュニケーションに必要な機能を最小限の費用で、技術的問題もなく取り入れられた。
  • 販売店からの反響大きく、新たなコミュニケーションの場構築できた
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ブリヂストンがバイクユーザーに伝えたい“命を守るためのタイヤ選び”

株式会社ブリヂストンは、1931年に設立され、150か国以上に事業展開する世界最大手のタイヤメーカーだ。乗用車用、トラック・バス用、二輪車用、建設・鉱山車両用、航空機用など様々なタイヤを展開しているが、タイヤに限らず、ゴルフやテニスなどのスポーツ用品、自転車、自動車関連部品、建築・配管関連用品など、商品展開は多岐にわたっている。創業者が社是として制定した“最高の品質で社会に貢献”を不変の使命として掲げており、その品質の高さは国内のみならず海外でも高い評価を得ている。
今回はその中でも二輪車用のタイヤにフォーカスしていく。

二輪車は、移動手段というより、乗ることを楽しみにするユーザーが多く、四輪車と比較すると嗜好性の高い商品であるため、そのニーズは多様化している。そして、四輪車とは違い、二輪車は基本的に自立することがないことから、ユーザーは足元であるタイヤを重視する傾向にあるようだ。そのため同社では、二輪車の領域で選んでもらうことが大切であり、二輪車を通じてブリヂストンのタイヤを知ってもらい、四輪車の購入時にも選ばれるような橋渡しができればと考えている。

また、同社が行った市場調査によれば、レースでの活躍や、品質・性能の良さといった面での認知度は高いものではあったが、その反面、“サーキットのような走りをしないから自分には必要ない”、“品質が良いものは価格も高いから自分では買わない”という声も多かったという。しかし、二輪車にとって、命を預けるタイヤの価値は重要なもの。だからこそ、“自分には関係ないと思ってほしくない、命を守るタイヤはとても大切なものなのだ”ということを直接ユーザーに伝え、そしてバイクの良さをもっと知ってもらいたいと考えた同社は、ユーザーと濃度の濃いコミュニケーションの場を作るべく、新サイトの「Moto-Bridge」を立ち上げた。

ユーザーとの濃密なコミュニケーションの場を作るために

「Moto-Bridge」は、それまで販売店に限られていたユーザーとのタッチポイントを増やし、ユーザーと直接コミュニケーションをとれる場を作るべく、写真や製品レビューの投稿、一般ユーザーのインタビュー記事の掲載、毎月のプレゼント企画など、ユーザーのための仕組みを取り入れたサイトになっている。

それまではSNSなどで情報発信はしていたが双方向のものではなく、販売色の強いものだった。同サイトはユーザーとのコミュニケーションの場を作ることが軸になっているため、立ち上げには様々な方法が検討されたという。
その中で、過去に取引のあったプライム・ストラテジーがWordPressを得意としており、実現したい仕組みや機能を、技術面や費用面の問題を含めて解決できるのではないかと考えた同社は提案を依頼した。提案内容は、システム面をプライム・ストラテジーが行い、コンテンツ面は外部パートナーが行うという得意な点をそれぞれが持ち寄る形の共同提案だったことを評価し、委託先として選定した。

この時のことを株式会社ブリヂストン 広報部 広報第3課 垂水 伸浩氏は次のようにコメントしている。
「システム面は自分たちがやるけど、コンテンツ面は得意ではないと思うから外部パートナーを連れてきて一緒にやりますという提案は良い姿勢だと思っていました。餅は餅屋、役割分担をし、チームを組む者同士で得意なところを担当することで我々にとって良いアウトプットを出していただけたと思います。」

システム面を意識せず、コンテンツに集中できる

株式会社ブリヂストン MCタイヤ事業部長 内田 達也氏

導入作業は同社が持つ環境で行われた。想定の範囲内でのスケジュールの遅れはあったものの、プロジェクト自体は問題なく進み、運用中の今も大きな問題は発生していないという。

垂水氏は次のようにコメントしている。
「基本的にはWordPressというパッケージにこなれている会社だと思っていたので、不安感はそこまではありませんでした。それよりも我々が想定していた機能がきっちりしっかり動くのかという心配はあったが、大きなトラブルもなくリリースされたという認識です。」

株式会社ブリヂストン MCタイヤ事業部長 内田 達也氏は運用について次のようにコメントしている。
「システム面を意識せずともコンテンツに集中できたというところがよかったと思います。課題がないわけではないが、それはそれで、また解決できていくだろうと思っています。出来上がったものがパーフェクトかといえばそうではなく、予見されていなかったトラブルや、運営していく中であったほうがいいなという機能が出てくるとは思います。」

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イメージを変えるきっかけを担う「Moto-Bridge」の今後

こうして無事リリースされた同サイトだが、この新しい取り組みに対して、意外にも販売店からの反響が大きく、チラシを要望されているという。PV数や会員数は徐々に増え続けているが、販売店からお客様への紹介が行われれば、その数はより増加していくだろう。

タイヤや二輪車のイメージを変えるきっかけになって欲しいという願いが込められた「Moto-Bridge」の今後について、内田氏はその展望を次のようにコメントしている。
「サイトを立ち上げたばかりということもあり、コンテンツがまだ少ない。今後は、ユーザーともっと直接コミュニケーションをとれるようなコンテンツを増やして、サイトの活性化を図っていければと思います。」

バイクライフを応援するコミュニティサイト – Moto-Bridge(モトブリッジ)
https://motob.bridgestone/

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