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長年日米交流に貢献し続けている日本クラブ

KUSANAGI for Microsoft Azure

官公庁・各種団体
安定稼働 運用効率の改善 的確な提案
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サイト

導入前の課題

  • セキュリティホールがあり、急いで対応する必要があった
  • 旧サイトの完成度が低く、アップデートなどもされていなかった

導入後の効果

  • 「KUSANAGI」の導入することでセキュリティを強化できた
  • サイトで実現したいことを整理でき、段階的に取り組むことができる体制ができた
KUSANAGI導入前に自社サイトも高速化するかどうかチェックしてみる高速化を実現したKUSANAGIを見てみるセキュリティ対応などの運用負担を軽減できるマネージドサービスを見てみる

長年日米交流に貢献し続けている日本クラブ

日本クラブ 事務局長 佐藤 元広様

日本クラブは、1905年に設立され、ニューヨーク駐在員同士の交流や、日米交流の懸け橋として活躍している会員制の社交クラブだ。科学者である高峰譲吉氏が初代会長を務め、海外に住む日本人同士の相互扶助を目的として立ち上げ、その交流を通して同胞たちの心を支え続けてきた。また、日米交流の懸け橋としても重要な役割を担いつつ、時代の流れに応じた新たなミッションにも対応するなど、日米の良好な関係を築くためには同団体はなくてはならない存在だ。
所属メンバーは企業、個人とで構成されており、会員のために用意された日本クラブ会館は、誰もがゆったりとくつろげる快適な空間となっており、四季折々の日本料理が味わえるレストラン、各種パーティーやセミナー、ミーティングなど多目的利用が可能だ。また、講演会や食文化イベント、屋外スポーツ大会、ギャラリーでの企画展示、カルチャースクールなど、多彩なアクティビティも用意し、日本文化を広める役割も果たしている。
しかし、年々日本人の派遣駐在員は減少傾向にあるという。この新たな局面を迎える中、より多くの日本の魅力を伝えることで、日本人駐在員のみならず、現地採用の日本人やアメリカ人会員の獲得も目指している。そのためにもWebサイトの改善が必要と考え、取り組むことになった。

やりたいことを着実に現実にするための業者選び

以前のWebサイトは非常に中途半端な内容で、未完成のまま放置された状態だった。搭載された機能が十分な役割を果たしていない上に、構造自体も中途半端で、管理画面の使い勝手も良いとは言えなかった。この状態を脱却するためにも、まずは見た目を改善しようと考えWeb制作会社を探し始めたが、検討を進めていくうちにセキュリティ面の課題を抱えていることが判明した。

同時期に外部からの注意喚起もあり、セキュリティ対策が急務と考えるようになったという。また、カルチャー講座のシステム管理改善や、オンラインでの講座申込み・決済などの機能を搭載させたいという要望も上がり、優先順序を定めて段階的にアップデートしていくことになった。

そこで、セキュリティ対策、オンライン決済機能といった要望をかなえられる業者を探すことになった。ウェブサイト担当の東海 砂智子氏は当時のことを振り返り、次のようにコメントしている。“プライム・ストラテジーから連絡がきたタイミングがよく、漠然としていた要望をお話ししていく中で、当初考えていた目に見える部分よりも、まずセキュリティ強化を最優先にすべきだと方向性が見えてきました。最終的に残った2社のうち、1社は目に見える部分とマーケティングが得意だったのに対し、プライム・ストラテジー社に提示された総合的なプランの方が弊社が目指すものにぴったりだと判断しました。”

強固なセキュリティ環境の実現とともにサイトの表示速度を改善

こうして、プライム・ストラテジーに委託することが決まり、プロジェクトは始まった。まずは予定通りセキュリティ対策から取り掛かり、「KUSANAGI」の導入とサーバのアップデート、二重認証を導入することによってセキュリティに強い環境を作り上げた。その後、トップページに必要だった項目の追加を行い、満足のいく出来となったようだ。「KUSANAGI」導入後について、東海氏は次のようにコメントしている。“社内のネットワーク環境がビルでの共有環境であることもあって、スピードが劇的に改善したかどうかは未だよくわかりません。ただ、アクセスが集中していないタイミングで見ると、すごく早くなったなと感じます。”

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会員の使い勝手向上のために取り入れたい決済機能

今後は、日本クラブとカルチャー講座の会員情報の統合や、会員の使い勝手向上のために、オンライン決済などの機能を取り込んでいく予定で、すでにカルチャー講座の機能改善に取り掛かっているという。東海氏は今後の展望について次のようにコメントしている。“まずはカルチャー講座の受講生に試してもらい、オンラインになったことでどれだけ効率がよくなるか、使い勝手がよくなるかを実践してみたいと思います。『これだ!』となれば、いずれイベントを開催する時などに、Webサイトを通じた申込みやオンライン決済を導入していきたいと思います。年間でもかなりの数のイベントがあり、有料の時には参加費の徴収や管理がとても大変です。Webサイトでできるようになれば、参加者も管理側も楽になるのではないかと考えています。”

また、佐藤 元広氏は体制への要望として次のようにコメントしている。“アクティビティやカルチャー講座のそれぞれの担当者だけではなく、他の部門とも連携してより良いWebサイトを作り上げてもらえれば、と思っています。”

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